SketchUpPro Japan 略歴

SketchUp誕生

SketchUpは1999年にコロラド州のボルダーで設立された新興ベンチャー企業の@Last Softwareによって開発されました。

開発コンセプトは“3D for everyone”(みんなの3D)。

開発当初から使いやすいユーザーインターフェースの3Dソフトとして親しまれてはいましたが、知る人ぞ知るというアメリカローカルなソフトウェアでした。

劇的なオーナーの遷移

大いなる変化となったのは2006年3月。

当時Google Earthの機能強化を進めていたGoogleの目に止まり、@Last Softwareは買収され”Google SketchUp”になりました。

Google Earthに3Dの建築物を配置するためのツールとして世界中の数百万ユーザーに拡散することになったのです。

Googleの戦略として無料バージョンが強調されたことも拡散した要因のひとつですが、SketchUpは世界中の建築、建設現場での3Dコミュニケーションツールとして認知され、ポジションを確立していきました。

時は流れ、2012年4月にGoogleから米国に本社を置くGPS測量機器大手のTrimble Inc.に再度買収されました。

よくあるアメリカンビジネスゲームという捉え方もできますが、中東やアジア諸国の建設ラッシュによって増大していく世界マーケットに、Trimble Inc.がソフトウェア領域でも本格参入しシェア争いに加わったのでした。

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日本における販売代理店

日本においては当初は米国に本社を置くCadalog Inc.が東南アジアでの販売を一手に担っていました。

その後、2003年設立のアルファコックスが事実上の販売担当会社となり、現在はCadalog Inc.が抜け、アルファコックスが正式に日本販売総代理店となっています。

ちなみにアルファコックスの創業者はCadalog Inc.に在籍時からSketchUpに携わっており、世界のビッグウェーブに翻弄されながら現在の位置までたどり着いた筋金入りの”スケッチアッパー”です。

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現在

Googleという現代の神格的企業の中で布教活動のように広まっていったSketchUpは、新しいオーナーのもと、建築・土木関連のプレゼンやコミュニケーションツールというポジションで進化を続けています。

開発を担当するエンジニア集団も開発起源の@Last Softwareのメンバーが相当数残っており、開発拠点も変わっていないという稀有な体制で商品開発が行われていることも驚きの一つです。

現在のバージョンは2018になりました。

SketchUp 2013より無償版(SketchUp Make)の商用利用が禁止となっており、ビジネスでお使いいただくにはSketchUp Proが必須になっています。

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