Lumen によるリアルタイム GI
このリリースで最も注目される新機能は、Lumen です。Unreal Engine 5 の画期的なダイナミック グローバル イルミネーションと反射システムであるLumen をTwinmotionで使用できるようになりました。Lumenを使用すると、例えば、時間による太陽の角度の変化やドアの開閉など、直接照明やジオメトリの変化に合わせて間接照明をリアルタイムに反応させることができます。これにより、短時間でパス トレーサーに迫る高品質な静止画や動画をレンダリングできるようになります。アニメーション付きファイルのインポート
アニメーション付き FBX ファイル、glTF ファイル、および GLB ファイルをインポートし、さらに詳細で、よりリアルなエクスペリエンスを作成できるようになりました。この機能により、独自のアニメーションを使用したり、Sketchfab のアニメーション ファイルを活用したりすることができます。スタティックメッシュとスケルタルメッシュの両方をサポート、インポートしたアニメーションには、ループ、開始の遅延、アニメーションのトリム機能を提供します。まだ多くの制限事項があるため (このため早期アクセスで提供)、今後のリリースでこの機能の開発と改良を続けていきます。
Adobe Substance 3D マテリアルのサポート
Adobe Substance 3D パラメトリック マテリアルを、SBSAR のファイル形式でインポートし、Twinmotion ライブラリに格納することができるようになりました。これらには、Substance Designer で独自に作成したマテリアルを使用することも、この形式で利用できる多数のマテリアル ライブラリのものを利用することもできます。公開されたすべてのパラメータは Twinmotion のプロパティパネルで編集できます。たとえば、ステッチング カラーとメイン カラーを個別に変更したり、ステッチの長さを調整したりすることができます。微調整を実行すると、テクスチャがすぐに生成されます。
さらにリアルなレンダリング
ローカル露出
非常に暗い領域と非常に明るい領域がある場合、その間で露出設定を妥協しなければならないことがあります。そこでローカル露出を利用すると、これが優先して機能し、目がさまざまなライティングに順応する仕組みを模倣し、ハイ ダイナミック レンジのシーンのハイライトとシャドウの詳細を維持します。強化された天候パーティクル
わずかな雨を降らせるだけで、ビジュアライゼーションに高い信ぴょう性が生まれる場合があります。雨や雪のパーティクル エフェクトをリファクタリングし、視覚的な忠実度を改善しました。これには、さまざまなサーフェス上で雨粒が重なっていく際の表現や、水たまりでの水滴の跳ね方などが含まれます。パス トレーサーでの水の透過表現
水の表現が改善されました。パス トレーサーでは、水のマテリアルの透明度が正しくレンダリングされるようになり、湖、プール、池など、水辺のシーンの特徴がより正確に描写できるようになりました。Automotive White Studio テンプレート
新しい「White Studio」テンプレートを使ってみてください。自動車ビジュアライゼーションでの Twinmotion の利用が広がっています。テンプレートを使用してプロジェクトを迅速に開始することができます。その他のテンプレートと同様に、多数の定義されたメディアが含まれているため、モデルとストックアセットを置き換えるだけで作業準備が完了します。このテンプレートはホームパネルにあります。ホームパネルでは作業中のシーンや、テンプレート、Twinmotion に関する最新ニュース、デモシーンを含む、学習リソースやチュートリアルにアクセスすることができます。
強化されたシーン編集
様々なアセットのペイント・散布
ペイント・散布ツールでSketchfab、Quixel Megascans、ユーザーライブラリ、およびほとんどのライブラリアセットをまとめて迅速にシーンの配置できるようになりました。これまで、この機能は Twinmotion ライブラリの植栽アセットのみに限定されていました。カメラプレビュー
メディアのカメラプレビューを有効にするとプレビューのウィンドウが開き、その画角を確認しながらオブジェクトを配置することができます。メディアのカメラを確認しながらビューポートを編集できるので、シーンを構築する際の作業効率が向上します。さらに、その他多数の改善や機能強化
パノラマセットのWebVR サポート
Twinmotion Cloud にアップロードされたパノラマ セットは、WebVRをサポートしました。ステークホルダーは世界中のどこにいても、Meta Quest2のようなスタンドアローンVRヘッドセットのブラウザからパノラマ セットにアクセスし、没入感あふれる環境で操作できます。最適化されたガラス マテリアル
透明なガラスに最適化された新しいマテリアルが登場しました。従来のガラスのマテリアルに単純な透明ガラスのオプションが追加され、より効率的なレンダリングが可能になります。Sketchfab アセットのメッシュ階層を保持
Sketchfab アセットのメッシュの階層構造を保持できるようになりました。部分的な選択、編集、アニメート、キットバッシュ、削除など、アセットのコンテナ内でメッシュを整理することができるようになりました。点群インポート機能の改善
公共座標での点群データの配置が可能となりました。これにより複数の点群データを、Twinmotion上で統合することができます。他にも点群データの断面表示や、高度による色分けなどが改善されました。TRIAL
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