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SketchUp の影機能を使用すると、モデルに基本的な影を落としたり、地理的に位置付けられたモデルやその周囲に太陽がどのように影を落としているかを確認したりできます。

 

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現実世界の影をシミュレーションする場合、SketchUp の計算は次の基準に基づいています。

 

モデルの緯度と経度(モデル情報のジオロケーションで「手動で場所を追加」をするか、場所を追加 を行います。)

モデルの基本方位 デフォルトの軸のうち、緑軸方向が北になります。(プラグインの「Solar North」を使用すると北方向をカスタマイズできます。)

選択したタイムゾーン(「影」ダイアログで設定します。日本は「UTC+9:00」を選択します。)

 

デフォルトでは、影はオフになっています。影をオンにして、1 日のさまざまな時間の影を表示するには、次の手順に従います。

 

1.「表示」 > 「影」を選択します。または、影ダイアログか影ツールバーclip0815をクリックします。これにより、影機能が有効になります。

2.「影」ダイアログで、影の表示方法を制御できます。(または、影 ツールバーで設定することもできます。)

3.時刻を選択するには、タイムスライダをタイムラインに沿ってドラッグするか、「時刻」 ボックスに時刻を入力します。

4.月と日を選択するには、「日付」 スライダーをドラッグするか、「日付」 ボックスに日付を入力します。

 

「影」ダイアログで「詳細を表示」アイコンclip0817をクリックすると詳細設定を表示できます。

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「影を表示」 ボタンclip0815は、影の表示のオンとオフを切り替えます。

「タイム ゾーン」プルダウンメニューでは、タイム ゾーンを選択できます。

「詳細を表示」アイコンclip0817をクリックすると詳細設定を表示できます。

時刻及び日付 スライダーをドラッグするか、数値を入力します。
 

「明」スライダは、明るい部分の強度を制御します。このオプションは、照らされた面を明るくまたは暗くすることができます。

「暗」スライダは、影の強度を制御します。このオプションは、影の領域を明るくまたは暗くすることができます。
 

「シェーディングに太陽を使用」チェックが選択されている場合、影がオフの場合でも、太陽を使用してシェーディングします。また、「明」と「暗」のスライダで明るさを調整することもできます。※室内を明るくしたい場合などに便利です。
 

「面上」チェックボックスは、面が他の面に影を落とすことを可能にします。

「地面上」チェックボックスが選択されている場合、ジオメトリは地面に影を落とすことができます。

「エッジから」チェックボックスは、面に関連付けられていないエッジが影を落とすかどうかを制御します。デフォルトでは、このオプションは選択されていません。

 

ヒント: 面に適用されたマテリアルの不透明度が 70% 未満になると、面は影を落とさなくなります。透明な面の影を落としたい場合は、マテリアルの不透明度設定を 70% 以上に編集します。