地形の取り込みに関するツールです。
[場所を追加]
地理上の場所(緯度/ 経度)をモデルに情報として設定します。衛星画像と地形モデルをインポートできます。
緯度経度の検索方法は以下を御覧ください。
https://www.su-support.com/support/archives/4436
※ Windows のログイン名に2バイト文字を使用していると地形データがインポートできないなどの「場所を追加」の機能に不具合が生じる可能性があります。
※ 2023 年 2 月現在、住所等での検索には対応しておりません。
操作方法
1.ツールボタンをクリックするか、メニューのファイル>ジオロケーション>場所を追加 を選択します。
①の検索ボックスに緯度経度の数列をペーストします。ペースト:キーボードCtrl+V
②の「検索」ボタンをクリックするか、Enterキーを押すと該当の場所が表示されます。
③の+ボタンや-ボタンをクリックするか、マウスホイールを回転すると拡大縮小ができます。地図をドラッグすると水平移動ができます。
④で衛星画像とストリートマップを切り替えることができます。
⑤の「Nearmapカバー範囲」をクリックすると利用可能な場所と利用不可の場所を確認できます。※Nearmapは日本に対応していません。(2022年10月末で利用できなくなる予定です)
2.⑥の「地域を選択」をクリックすると下図のように検索した場所が表示されます。
地図の中心が緯度経度の場所です。地図の中央にマークがあります。このマークの場所が、 SketchUp にインポートしたときの原点の位置になります。
白いピック(画像赤矢印)をドラッグして取り込む範囲を調整します。
①の「解像度」には5段階のスライダーで解像度を選択できます。左から、「非常に低い」「低」「中」「高」「非常に高い」となっています。?にカーソルを乗せると解説が表示されます。
②の「画像プロバイダー」でインポートする衛星画像の種類を選択します。
DigitalGlobe 解像度が「非常に低い」「低」のときに選択できます。
Bing 日本では解像度が「非常に低い」「低」「中」のときに選択できます。「高」は海外の一部の地域で対応しています。日本で「高」にしてインポートすると下図のように衛星画像が表示されませんのでご注意ください。
Nearmapは日本に対応していません。(2022年10月末で利用できなくなる予定です)
3.③の「インポート」をクリックすると衛星画像がインポートされます。
4.取り込んだ地図情報はロックされています。また、2つのタグがインポートされます。
「Location Snapshot」…衛星画像
「Location Terrain」…地形データ
[地形の切り替え]
[場所を追加]で取り込んだ衛星写真に対して地形の起伏を設定します。ツールアイコンのクリックで ON/OFF が切り替わります。
「Location Snapshot」や「Location Terrain」のタグの表示非表示を切り替えることでも地形と衛星画像の表示を切り替えることができます。
《Google Earth でモデルをプレビューする方法》
1.ファイル>エクスポート> 3D モデル を選択します。
2.「ファイルの種類」のプルダウンメニューから「Google Earth ファイル (*.kmz)」を選択します。
3.保存する場所を指定して、名前をつけて「エクスポート」をクリックします。
4.Google Earth を起動して、保存した kmz ファイルをウィンドウ上にドラッグ & ドロップするとモデルを Google Earth 上に配置できます。
Google Earth の使用方法などにつきましては弊社ではサポートしておりません。
重要
取り込んだ地形は正しく設定される地点もありますが、そうでない場合もあります。また、あまりに広いエリアを取り込むとデータが大きくなりますので注意が必要です。