SketchUp2023 では、以下の条件のグラフィックスカードが必要です。
▪OpenGL3.1 以上をサポートしていること
▪ハードウェアアクセラレーションをサポートしていること
『マルチサンプル アンチエイリアシング』
アンチエイリアシングとは、コンピュータの画面に画像を表示する際に、斜め線や曲線などに発生する階段状のギザギザ(ジャギ)を目立たなくする技法です。プルダウンメニューから倍率を選択できます。数字が大きいほどジャギが目立たなくなります。
パソコンの性能により、プルダウンメニューに表示される倍率は異なります。
『高速フィードバックを使用する』
このボタンはお使いのビデオカードがこのオプションを適用可能なパワーがあるかどうかのチェックを先に行った上で、チェックボックスの有無を判断します。ここにチェックを入れると、大きなモデルを編集する際には内容を高速で反映させようとします。お使いのビデオカードがこの機能をカバーできるだけの力がない場合にはあらかじめマスクがかかっていることがあります。
『最大テクスチャサイズを使用する』
ここにチェックを入れると、お使いのマシンのビデオカードの機能をフルに使い、 SketchUp で可能な最大のテクスチャサイズで表示しようとします。この機能にビデオカードが準拠せず操作性が悪くなる場合はチェックを外してください。
『グラフィックカードの詳細(D)』
使用している PC のビデオカードのメーカーや種類、 OpenGL 情報が表示されます。
グラフィックスカード(ビデオカード)に関して
グラフィックスカードは、映像を信号として出力または入力する機能を拡張カードとして独立させたものです。
カードに搭載されているチップやメモリによって描画速度、解像度、3D性能などが異なります。
現在では、ウェブサイト閲覧や電子メールのやり取り、オフィス作業など日常的な作業を行うには支障のない程度の性能を備えた表示回路を組み込んだチップセット(統合チップセット)と、それを搭載したマザーボードが増えており、安価なPC ではビデオカードを搭載していないオンボードグラフィック機能を用いるものが多く見られます。
オンボードグラフィックを搭載しているパソコンの場合は SketchUp2023 の動作条件を満たしていないものがあります。その場合は、SketchUp2023 を使用することができません。
グラフィックに関する問題が発生した場合は以下の記事を御覧ください。
SketchUp を起動したときにエラーまたは警告が表示される【グラフィックに関する設定】【Windows】