17.動的コンポーネントツール

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17.動的コンポーネントツール

 

動的コンポーネントは Dynamic Component(ダイナミックコンポーネント)と呼ばれる SketchUp エンティティに属性や動きを付ける仕組みです。

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clip0509[動的コンポーネントとの対話操作 」

特定の動作が設定してあるダイナミックコンポーネントをクリックすると設定された動作をします。

下右図は閉じたドアを対話操作でクリックして、90度回転してドアを開きました。

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動作は事前に設定をしておく必要があります。設定はclip0511[コンポーネントの属性]で可能です。この応用でドアの開閉や一定方向にコンポーネントを移動させるなどの動作が設定できます。

説明に使用したモデルはあらかじめ用意されているコンポーネントです。

コンポーネントサンプラーの中に入っています。このコンポーネントは[動的コンポーネントとの対話操作 」 ツールでクリックするとドアが開閉します。「 コンポーネントの属性 」 ツールで開閉の方向や角度などの指定ができます。

ご自身でオリジナルのダイナミックコンポーネントの作成が可能です。

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clip0510[コンポーネントオプション]

サイズや色などを選んだり、数値で指定するためのツールです。

あらかじめ[コンポーネントの属性]でリストの項目などの設定が必要です。

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動作は事前に設定をしておく必要があります。設定は[コンポーネントの属性]で可能です。この応用でサイズの変更や壁紙の変更などが可能です。

説明に使用したモデルは SketchUpのコンポーネントサンプラーに含まれているフェイスミーの人物であるスティーヴです。

[コンポーネントオプション]ツールを表示させてください。希望の色を選んで適用ボタンをクリックするとサングラスの色が変更できます。

 

下図のように数値の変更も設定をしておけば可能です。

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設定はすべて[コンポーネントの属性]ツールで行います。

 

clip0511[コンポーネントの属性 」

指定したコンポーネントに対して[動的コンポーネントとの対話操作]や[コンポーネントオプション]を使って動作するように設定をします。

 

前述している「開閉可能なドア」や「スティーヴ」のような動作を設定します。

以下は「開閉可能なドア」の設定です。「Arched Top Door」というコンポーネントに設定がされていることがわかります。[動的コンポーネントとの対話操作]での「動作」の設定には <onClick> という関数を利用します。

 

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以下は「スティーヴ」の設定です。

こちらの設定では[コンポーネントオプション]のリストから選べるようにすると同時に[動的コンポーネントとの対話操作]ツールでも変更するように onClick の設定がされています。

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