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「SketchUpモデル」ダイアログでは、挿入したSketchUp モデルの表示方法を設定することができます。
挿入したSketchUp モデルを選択すると「SketchUp モデル」ダイアログボックスにはファイル名が表示されます。
①ファイル名 ②モデルの参照をアップデート ③モデルのリンクを再定義:クリックするとファイルを選択するダイアログが表示され、別のSketchUpモデルを選択することができます。 ④ロック
カメラ等の右側の三角形のボタンをクリックすると設定を展開したり閉じることができます。 |
LayOut での SketchUp モデルの操作
LayOut では、SketchUp モデル ファイルを表示し、SketchUp ファイルと LayOut ファイルをほぼ自動的に同期する機能です。
たとえば、SketchUp ファイルを LayOut ドキュメントにインポートした後:
•SketchUp ファイルで設定したシーンは、LayOut で使用する準備ができています。
•LayOut 内で SketchUp ビューの設定とスタイルを調整できます。2つのアプリケーション間を行き来する必要はありません。
•SketchUp ファイルが変更された場合、数回クリックするだけでドキュメント内の SketchUp ファイルへの参照を更新できます。
挿入したSketchUpモデルはダブルクリックするとズーム、オービット、パンなどを利用して視点を変更することができます。
2022以下のバージョンでは、SketchUpモデルをダブルクリックしたときにはオービットツールがアクティブになっていました。 2023からはダブルクリックしたときにはパンツールがアクティブになるように変更されました。
注:コンピュータのメモリとグラフィック機能によっては、大きな SketchUp ファイルを LayOut で表示できない場合があります。
ヒント: LayOut では、SketchUp モデル エンティティを画像に変更できます。SketchUp と LayOut の間のすべての同期機能が失われますが、画像にすることでパフォーマンスの問題とファイル サイズの管理に役立ちます。SketchUp モデル エンティティを画像に変換するには、モデル エンティティをラスター モードでレンダリングする必要があります。
イメージを作成する準備ができたら、モデル エンティティを選択し、「編集」 > 「分解」 を選択するか、モデル エンティティを右クリックして、「分解」を選択します。モデルがベクトル モードまたはハイブリッド モードでレンダリングされているときに分解すると、コマンドはイメージの代わりに、またはイメージに加えて、ベクトル エッジと面のグループを作成することに注意してください。
LayOut での SketchUp モデルのビューとスタイル設定の編集
LayOut では、モデルのビューまたはそのスタイル設定をモデル エンティティ内で直接変更できます。
注: 編集が行われると、ダイアログが灰色で表示され、「リセット」 ボタンが使用可能になります。デフォルトの状態に復元する必要がある場合は、リセット ボタンを押します。
※例えば、SketchUp モデルをダブルクリックしてオービットなどで視点を変更したり、カメラの設定にてビューの変更や正射投影の設定を変更した場合は、ビューポイントでのシーンを選択してもカメラの位置はシーンの位置を反映しません。シーンを反映するにはカメラの設定をリセットしてください。
下図は「カメラ」と「スタイル」を編集しているのでグレーになって「リセット」ボタンが表示されています。
また、ビューポイントには「全てリセット」ボタンが表示されています。全ての編集をまとめてリセットすることができます。
SketchUpモデルのファイル管理
関連する SketchUp モデルをビューポートごとに変更することができます。LayOutのドキュメント内の全てのファイルを変更する場合はこちらを御覧ください。
個々のビューポート ベースで SketchUp モデルの関連付けを変更することもできます。これは、既存のフォーマットされた図面で作業しているが、特定のモデルを新しいモデルと交換する必要がある場合に役立ちます。
ビューポートを選択し、SketchUp モデル ダイアログから 「リンク」 ボタンを選択するだけです。
1.SketchUp モデル ビューポートを選択します。(ビューポートを右クリックして「モデルのリンクを再定義」を選択しても同じです。)
2.「SketchUp モデル」 ダイアログから、SketchUp モデルの名前の横にある 「リンク」 ボタンを選択します。
3.新しいファイルの場所に移動し、ファイルを選択してから、「開く」 を選択します。
※「SketchUpモデル」ダイアログは、ファイル名の下に、「ビューポイント」、「カメラ」、「効果」、「スタイル」、「タグ」の5つの項目があります。