グラウンド(地形)メッシュツール

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グラウンド(地形)メッシュツール

 

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NEW:グラウンド(地形)メッシュ ツールを使用すると、地面の地形点群を正確な四角形の地形メッシュに変換してモデルに追加できます。

グラウンド(地形)メッシュ ツールは、完全な点群、または既にセグメント化または分類された点群データから地面情報を抽出できます。

デフォルトで自動地盤抽出機能が有効になっているので地盤のみにメッシュを作成します。(「既知の地面データを使用」オプションで切替可能)

 

※範囲が広い場合や、メッシュサイズが細かい場合はメッシュの生成に時間がかかりますのでご注意ください。

 

グラウンド メッシュの作成

[グラウンド メッシュの作成] ( clip0012) を選択すると、下図のダイアログが表示されます。

モデルにグラウンド メッシュを追加するために使用できる 3 つの方法があります。

 

クラウドに適合:スキャンされた地面データの上にメッシュを作成し、自動的に穴が埋められます。

長方形:長方形の領域にメッシュを作成します。

範囲制限:SketchUp モデルの面を使用して、特定の領域にメッシュを作成します。

 

設定後、下部の「メッシュを作成」ボタンをクリックするとメッシュが作成されます。

 

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点群データをインポートした状態です。

「クラウドに適合」でメッシュを作成 ※点群の範囲にメッシュを生成します。

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「長方形」でメッシュを作成 ※点群の範囲を完全に含む長方形の範囲にメッシュを生成します。

「範囲制限」でメッシュを作成 ※面を選択してから実行します。選択した 面の範囲だけにメッシュを生成します。

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オプションについて

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メッシュセルサイズ:メッシュのサイズを指定できます。

 

既知の地面データを使用:自動地盤抽出機能は適用されません。地面だけではなく、表示されている全ての点群データからメッシュを作成します。

  オフの場合

  オンの場合

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境界に四角形を強制:「範囲制限」を選択したときだけ表示されます。

  オフの場合 
  ※境界は選択した面の境界と同じです。

  オンの場合 ※選択した面の輪郭を四角形で囲みます。
  正確な輪郭は維持しません。 下右図は平面ビュー(平行投影)

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ヒント:クリッピングボックスにも対応しています。下図はクリッピングボックスと「既知の地面データを使用」オプションをオンにしました。

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詳細を追加

すでにグラウンド メッシュを作成している場合は、「詳細を追加」 (clip0017 ) を使用して、グラウンド メッシュで選択した面の解像度を高めることができます。 作成したメッシュのグループをダブルクリックして詳細を追加したいメッシュを選択してからツールを実行します。※各メッシュが4分割されます。

 

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ソリッドにする

「ソリッドにする」 (clip0018 ) ツールでメッシュを SketchUp ソリッドに変換することができます。

メッシュを選択してから、ツールを実行するか、ツールを実行してからメッシュを選択します。

※メッシュの一番低いポイントから1m下がったレベルが底面となります。

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※ソリッドになるので、下図のようにソリッドツールを使うこともできます。

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ヒント:作成したメッシュを下図のようにスムージングすることができます。

1.メッシュを右クリックして、「エッジをソフトニング/スムージング」を選択します。

2.「エッジをソフトニング」ダイアログにて、「法線間の角度」のスライダーを調整して、「同一平面をソフトニングする」にチェックを入れます。

 

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