正確な線を作成すること
線ツールで描画したエッジの長さは、値制御ボックス (VCB) に表示されます。
値制御ボックス (VCB) を利用して描画するエッジの長さを数値指定し、正確な長さで描画を行なうことが可能です。
長さの値を入力する方法
線ツールを選択してエッジを書き始めるために始点をクリックすると、値制御ボックス (VCB) の表示は『長さ』となります。
線の始点をクリックした後に、値制御ボックス (VCB) に任意の長さを数値入力し、キーボードでEnterキー(Windows)またはreturnキー(Mac)を押してください。
入力した長さが線に適用されます。
数値入力の際、数値のみで単位を入力しない場合は、SketchUpのメニュー>モデル情報の「単位」で設定されている単位で長さが適用されます。
また、任意の単位を数値の後に入力することで適用する単位を指定出来ます。
例:インチ入力(1'6") メートル入力(3.652m)
メモ:SketchUpは線の長さの数値入力を行った値を覚えています。次回から描画を行うとその値と近い長さにカーソルを動かすとその点にスナップします。
スナップすると、下図のように値が表記されたツールチップが表示されます。
3D座標を利用して
値制御ボックス (VCB) は、正確な座標地点にエッジの終点を配置する事にも用いられます。
絶対座標値の入力
例えば[x、y、z]、といったように括弧内に3D空間の地点の座標値を入力すると、軸の位置に対して
絶対座標の値の地点にエッジの終点が配置されます。
相対的な座標値の入力
例えば<x、y、z>といったようにカギ括弧<>内に3D空間の地点の座標値を入力すると、エッジの視点に対して相対的となる地点にエッジの終点が配置されます。